映画『聖☆おにいさん』は、独特の設定とユーモアで人気を博した同名漫画を原作としています。
しかし、映画化に対して
「つまらない」「期待外れ」
という声がかなり多く、低評価が相次いでいます。
ちなみに、
聖☆おにいさんの原作漫画はこちら↓
この記事では、具体的な批判ポイントや、
評価が分かれる原因について詳しく解説します。
実写映画『聖☆おにいさん』がつまらないと言われる理由
原作ファンを中心に、一部では映画が
期待に応えられなかったと感じた人々から
批判が寄せられています。
以下に、その理由とされる点をまとめました。
1. 原作のギャグの再現度が低い
『聖☆おにいさん』の原作漫画は、
細やかな文化ネタや宗教的なジョークが
絶妙なバランスで組み合わされており、
多くの読者に支持されてきました。
原作漫画のゆるーい作画も魅力の1つ。
しかし、映画版では
そのギャグが十分に再現されていない
という意見があります。
たとえば、漫画で緻密に描かれた細やかな小ネタが、
映像では簡略化されている場面が目立ちます。
これにより、原作ファンにとっては
物足りなさを感じる結果となったようです。
2. キャスティングがイメージと全然違う
実写映画『聖☆おにいさん』の
メインキャスティングは、
松山ケンイチがイエス、
染谷将太がブッダ。
そして他にも
- 賀来 賢人
- 岩田 剛典
- 白石 麻衣
- 勝地 涼
- 佐藤 二朗
- 窪田 正孝
- 山本 美月
- 川口 春奈
- 神木 隆之介
- 藤原 竜也
などなど・・・
このキャスト陣に、
『すごい豪華!』という一定の評価を
受けつつも、「原作のイメージと違う」との声も。
特に、
イエスの天真爛漫な雰囲気や
ブッダの穏やかな性格が
十分に表現されていない
という意見が多く見られました。
原作のキャラクター像を
強く愛するファンにとって、
映画版の解釈が受け入れがたいと
感じられたのかなと。
必ずしも
キャストを豪華にすれば
映画の評価も高くなるというわけではない
ということが、この映画の評価で
浮き彫りになりました。
3. ペースが単調で飽きる
映画版は原作のエピソードを忠実に再現する一方で、
全体的にペースが単調で
メリハリに欠けるという批判があります。
そもそも日常系のストーリーは
ド派手なアクション映画とは違って
クライマックス的なところがなく、
映画には不向き。
なので、実写映画の聖☆おにいさんは
- 途中で飽きた
- 初めて映画の上映中に寝た
という声がSNSなどで見受けられます。
聖☆おにいさん、原作漫画が大好きで、マーラのビジュアル出たときに窪田さん素晴らしすぎると楽しみだったが…
— 桃酒 (@momochu121) December 21, 2024
今日映画観てきて、上半身完璧なのに下半身ヘビじゃない?!改変されてる…となった辺りからもうダメで。あまりにつまらない内容で本当に辛かった。途中居眠りしてしまったの初めてよ…
実際の視聴者の声:良い評価と悪い評価
『聖☆おにいさん』に対する評価は、低評価ばかりではなく、肯定的な意見もあります。
ここでは、視聴者の実際の声をいくつかご紹介します。
良い評価
- 原作を知らなくても楽しめるユルさが良い
- 松山ケンイチと染谷将太の演技が個性的で面白かった
- 宗教的なテーマをここまで軽妙に扱えるのは斬新
悪い評価
- 原作のファンとしてはがっかり。
小ネタの魅力が半減している - 映画としての構成が弱く、
笑える場面が少ない - 俳優の演技がやや過剰で
キャラクター像に違和感があった
映画『聖☆おにいさん THE MOVIE』が滅茶苦茶つまらないという噂を聞いて、どのくらいダメなのかをこの目で確かめるために観に行った。大袈裟ではなく、これまで観た有料映画の中で最低ランクに入るシロモノだった。出演者も二流三流レベルのタレントが大勢出ているだけで別に「豪華出演陣」ではない。… pic.twitter.com/inliLGCGIH
— ⊿事象到達限界 (@ak999653) December 21, 2024
低評価の背景:映画の期待値が高すぎた?
映画『聖☆おにいさん』が
低評価を受けた理由の1つとして、
原作漫画への期待値が
非常に高かったことが挙げられます。
原作が絶大な支持を受けている分、
映画化作品には
『そのイメージをしっかりと再現してほしい』
という声が多かったようです。
また、監督を務めた福田雄一氏のコメディ作品は
好き嫌いが分かれることも多い。
その独特の演出スタイルが、
原作の雰囲気と合わなかったと
感じた観客もいました。
映画「聖☆おにいさん」は評価低っ!最初から福田演出の映画は観る気は起きなかったが、染谷奨太、松山ケンイチの演技はちょっも興味があった。
— とみさわ千夏 電子配信してるみたいです (@sennatsucobu) December 23, 2024
でも評価低過ぎてお金出して観るのはやめよう。
世間もようやく福田演出のつまらなさが分かったのか?
まとめ:実写映画『聖☆おにいさん』は原作ファン目線からは低評価だった
実写映画『聖☆おにいさん』で
低評価の声が多い理由のまとめです。
- ストーリーが単調で飽きる。
- キャストは豪華だが、映画の評価は低い。
- 原作ファンからの
『これじゃない感』によって
受け入れられなかった。 - 福田監督の作品の評価は
好き嫌いで2極化している。
映画『聖☆おにいさん』は、
独特のユーモアと設定を映像化した試みとして
評価すべき点も多い一方で、
原作ファンからの厳しい意見が
目立つ結果となりました。
映画を楽しむためには、
原作への過度な期待を抑え、
映画版の解釈として受け入れる心構えが
必要かもしれません。
映画を観た後に原作を読むことで、
両者の違いを比較する楽しみ方もおすすめです。
視聴者一人ひとりの好みによって
評価が分かれる本作。
ぜひご自身でも視聴し、
その良し悪しを確かめてみてはいかがでしょうか。