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となりのナースエイドがひどいと酷評される理由。『ありえない』という声が多数

となりのナースエイドがひどいと酷評される理由。『ありえない』という声が多数

水曜ドラマで放送され、最終回を迎えた『となりのナースエイド』ですが、

  • 内容がひどい!
  • ありえない!
  • 非常識すぎる!

という声が多く上がっています。

ここでは、なぜそういった酷評で溢れるのか解説していきます。

医療現場でありえない行動が多すぎる

ナースエイドとしての立場の弱さとは

主人公の役割であるナースエイドとは『看護助手』という役割なので、医療現場での立場的にはかなり弱い方です。

立場的なランクを簡単に言うと、

医者>看護師>准看護師>看護助手(ナースエイド)

という立ち位置になるため、医療の方針などの指示には従わなければならない立場で、自分の意見はほぼ通らないでしょう。

ドラマの内容で『ありえない』とされる内容

  • 医者や看護師に意見しまくる越権行為
  • 手術中にも関わらず手術室にマスク・消毒なしで乱入

もうこれだけでも、医療従事者ではない人から見ても
『ヤバイでしょ・・・』ということは分かりますよね。

医者や看護師に意見しまくる越権行為

ナースエイドは"看護助手"という役柄がついていますが、看護師のように国家資格は必要ありません。

つまり、資格を持たなくてもナースエイドにはなれるんですね。

なので、やはり看護師から見ても"格下"と見なされてしまいます。

そんな医療資格を持たないナースエイドが看護師すらも飛び越えて、最も力のある医者にまで医療方針についてケチをつけるというのはけっこうヤバイです。

こういう行為を見て、医療従事者ではない人からは『あー、やっちゃってんな〜』的なノリで観ることができますが、

実際の現場で働く医療従事者から見ると、『見ててイライラする』という声が。

医療現場というのは命に関わることが多くあるため、
ピリピリしている空気があるものです。

そんな環境下で下の立場であるのに全く指示に従わず、
資格も盛っていないのに出しゃばってくる人が実際にいたらと思うとぶん殴りたくなる気持ちになるのも分かります。

手術中にも関わらずマスク・消毒なしで手術室に乱入

手術をするときには手術の前に徹底した消毒、装備で手術室に入るのが常識です。

でないと雑菌が患者の体内に入り込み、感染症になるリスクがあるから。
これは一般人にでも分かりそうなものですよね。

しかしドラマでもナースエイドは、手術室に消毒なし、装備なし、マスクも無しで手術中にも関わらず乱入。

しかもけっこうな大声で叫んでます。
マスクもせずに。

こんなシーンがあったので、医療従事者からは『ありえない!』という声が多く上がりました。

医療従事者であるならば震え上がるほどの行為でしょう。

いくらドラマと言えども、これはやりすぎかもしれませんね。

そもそも医療監修は入っているのか?

結論から言うと、
医療監修は入ってました。

各エピソードのエンディングにもしっかり医療監修やナースエイド監修、看護指導などのように、監修した方の名前が載っています。

なので、ズブの素人が適当に作ったドラマではないということです。

医療従事者からは辛口評価

実際に医療に携わっている人からは

監修が入っているのなら、医療に関してはちゃんと現実的に作ってほしい。

という意見がありました。

やはり医療現場ではありえないとされる、ぶっ飛んだ行動は実際に医療現場にいる人たちからは受け入れられないみたいです。

『となりのナースエイド』は現実ではありえない行動ばかりだけど・・・

立場的にも弱く、数々の越権行為を繰り返す主人公のナースエイド。

普通なら懲戒処分レベルの行動を何度も繰り返します。

でも、これはドラマ。フィクションです。

現実でのナースエイドのように、しっかりと医者や看護師の言うことを聞いて真面目に働くだけの主人公だったら、話の波も無くつまらない内容になります。

『となりのナースエイド』では医療の話ですが、
もしバスケの話のドラマをやったとしたら、実際にバスケを経験した人からは『いやいやいやw そうはならんやろww』というところを感じることもあるでしょう。

それと同じで、話を盛った表現をするフィクションの世界を経験者にはどことなく違和感を感じるでしょう。

ドラマも盛り上がるところが無ければ、
それはそれで『単調でつまらなかった』という評価を食らうことになるので、少し現実離れさせて盛り上げることも必要ですね。

『現実じゃありえないでしょ』と酷評する声も多く上がっていますが、
フィクションと現実を一緒にするのはちょっと違うかな、と。

まとめ : 『となりのナースエイド』はあくまでドラマ。フィクションなんだと割り切る

ドラマ『となりのナースエイド』の酷評についてまとめです。

  • 立場の低い"ナースエイド"が出しゃばりすぎ。
  • 手術中に装備なしで突っ込んでくる。
  • 医療従事者からは『現実離れしすぎ』という声。

酷評しているのは、基本的に実際の医療現場で働く人たちからの意見が多かった印象です。

ですが、ドラマ内でも
『調子に乗ってる』と目を付けられたり、

『医師のマネ事がしたいなら医師免許取ってからにしてくれよ』と言われたりするし、

配属初日から、『めんどくさいナースエイド』認定されたりも。

行き過ぎた行動を医者に注意されているシーンもあるので、
適当にドラマを制作しているわけではないようです。

現実では問題があるシーンが多い作品ですが、
『まぁフィクションだからしょうがないよね』という広い心で観て欲しいですね。

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