『シバのおきて〜われら犬バカ編集部〜』は、柴犬専門誌の編集部を舞台にした作品です。
この記事では、
- 『シバのおきて』は実話なのか
- 原作『平成犬バカ編集部』の内容
- モデルとなった実在の人物や雑誌
- ドラマと実話の違い
こちらを解説していきます。
『シバのおきて』は実話を元ネタにした作品
『シバのおきて〜われら犬バカ編集部〜』は、実話を元にしたフィクション作品です。
原作は、『平成犬バカ編集部』です。
この作品は、ノンフィクション作家の片野ゆかさんが、実在する日本犬専門誌 Shi-Ba の創刊編集部を取材して書いた作品です。
そのため、ドラマの出来事の多くは実際に起きたことだと言われています。
しかし、登場人物の名前や細かなエピソードにはドラマ用の脚色が加えられています。
原作『平成犬バカ編集部』とは
『平成犬バカ編集部』は、2018年に発売されたノンフィクション作品です。
日本初の日本犬専門誌『Shi-Ba』を立ち上げた編集者たちの奮闘が描かれています。
犬好きの編集者たちが、
- 雑誌創刊のために奔走する様子
- 愛犬との暮らし
- ペット業界の変化
- 犬と人間の関係の移り変わり
などを、ユーモアたっぷりに紹介しています。
単なる編集部の裏話ではなく、平成という時代のペット文化を記録した作品としても高く評価されています。
『シバのおきて』のモデルとなった実在の人物と雑誌
ドラマには、実在する人物や雑誌がモデルとして存在します。
| ドラマ | 実在モデル |
|---|---|
| 相楽俊一 | 井上祐彦 |
| 福助 | 福太郎 |
| シバONE | 『Shi-Ba』 |
| 架空の出版社 | 辰巳出版 |
主人公・相楽俊一のモデルとなったのは、『Shi-Ba』創刊編集長の井上祐彦さんです。
そして、相楽の愛犬・福助のモデルは、井上さんの愛犬である福太郎でした。
『シバのおきて』の実話の時系列解説
1998年11月 福太郎が誕生
福太郎は1998年11月に生まれました。
のちに『Shi-Ba』の看板犬として、多くの読者に愛される存在になります。
1999年1月 井上祐彦さんの愛犬となる
福太郎は井上祐彦さんの家族となりました。
このころ井上さんは、辰巳出版でパチンコ雑誌の編集を担当していました。
2000年 社内失業状態に陥る
担当していた仕事がなくなり、実質的に仕事のない「社内失業」の状態になります。
大きな危機を迎えましたが、この状況が新しい雑誌を生み出すきっかけになりました。
2001年 『Shi-Ba』創刊
井上さんは、「自分の愛犬を表紙にしたい」という思いから『Shi-Ba』を創刊します。
創刊号の表紙を飾ったのは福太郎でした。
この挑戦が、日本犬専門誌という新しいジャンルを切り開きました。
2002年〜2004年 雑誌の成長
雑誌は好評を博し、隔月刊へと成長しました。
編集部では、犬好きのスタッフたちが熱意を持って誌面づくりに取り組んでいました。
2004年2月、スタッフ犬2号・ポジがガンで亡くなります。
ポジの飼い主である佐藤正之さん(カメラマン)は、井上編集長に
「ぼくはポジ君です」という設定のなりすましメールを送ったこともある
というほどの犬バカだったそうです。
2009年〜2011年 SNS時代の苦労
インターネットやSNSの普及により、紙媒体の雑誌運営にも新たな課題が生まれました。
公式ホームページ開設が計画されましたが、井上編集長がアナログすぎてデジタル化が全く進みませんでした。
創刊10周年を記念した袋とじ企画がネット上で炎上しましたが、
長年の愛読者が火消し役となりましたそれでも読者の支持によって、雑誌は長く愛され続けました。
2014年 福太郎が奇跡の回復
福太郎が突然倒れました。
「もうダメか……」と思われた福太郎ですが、
ケンタッキーフライドチキンを与えたら回復!
食欲の力によって奇跡の生還を果たしました。
2016年5月 福太郎が永眠
福太郎は17歳6か月で旅立ちました。
福太郎は「天上勤務」という名目の「天国への異動」を命じられたそうです。
長年にわたり、『Shi-Ba』の主役として親しまれた存在でした。
2018年 創刊100号達成
『Shi-Ba』は創刊100号を迎えました。
この年、福三郎が誕生し、井上家の愛犬となりました。
『シバのおきて』と実話の違い
| 項目 | 実話 | ドラマ『シバのおきて』 |
|---|---|---|
| 主人公 | 井上祐彦さん(『Shi-Ba』創刊編集長) | 相楽俊一(演:大東駿介) |
| 愛犬 | 福太郎 | 福助 |
| 雑誌名 | Shi-Ba | シバONE |
| 出版社 | 辰巳出版 | 架空の出版社 |
| カメラマン | 佐藤正之さん | 三田博之(演:こがけん) |
| 犬嫌いの新人編集者 | 存在しない | 石森玲花(演:飯豊まりえ) |
| 物語の構成 | 実際の出来事をもとにしたノンフィクション | 実話をベースに再構成したフィクション |
| 編集部の人間関係 | 実在の編集部員たちのエピソード | 対立や成長を強調したドラマ演出 |
| 各話の事件 | 実際の創刊秘話や犬との日常 | 犬の予知能力や温泉企画など創作エピソードを追加 |
| ストーリー展開 | 現実に沿った記録 | 視聴者が楽しめるようにドラマチックに脚色 |
原作『平成犬バカ編集部』の見どころの平成の犬文化
原作の『平成犬バカ編集部』の見どころは、編集部の裏話だけではありません。
平成時代に、
- 犬が番犬から家族の一員へ変化したこと
- ペット産業が大きく成長したこと
- 保護犬や殺処分の問題が注目されたこと
など、犬と人との関係の変化が丁寧に描かれています。
犬好きの方にとってはもちろん、日本のペット文化に興味がある方にも読み応えのある作品です。
まとめと人気の実話解説記事
- 『シバのおきて』は実話を元にしたフィクション作品です。
- 原作は片野ゆかさんのノンフィクション『平成犬バカ編集部』です。
- モデルとなったのは実在する雑誌『Shi-Ba』編集部です。
- 主人公の相楽俊一は井上祐彦さんがモデルです。
- 愛犬・福助のモデルは実在した柴犬の福太郎です。
- ドラマでは人物名の変更やオリジナルキャラクターの追加などの脚色があります。