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【最強のふたり】実話の元ネタと2人の現在・どこまで実話なのか解説

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【最強のふたり】実話の元ネタと2人の現在・どこまで実話なのか解説 サムネ

『最強のふたり』は実在する2人の男性の友情をもとにした実話ベースの作品です。

この記事では、モデルとなった人物や実際の出来事、映画との違いについてわかりやすく解説します。

『最強のふたり』実話の元ネタ

『最強のふたり』の元ネタはフィリップの手記で、

その手記をもとに制作されたのが、2011年に公開されたフランス映画です。

首から下が麻痺した大富豪と、スラム育ちの青年との友情を描き、世界的な大ヒットとなりました。

この物語のモデルになったのは、
フィリップ・ポゾ・ディ・ボルゴ

アブデル・ヤスミン・セルー の実話です。

『最強のふたり』の実話モデルとなった人物

項目映画のキャラクター実在の人物
大富豪フィリップフィリップ・ポゾ・ディ・ボルゴ
介護人ドリスアブデル・ヤスミン・セルー

フィリップ・ポゾ・ディ・ボルゴさんはフランスの貴族出身の実業家です。

アブデル・ヤスミン・セルーさんはアルジェリア系移民の青年で、介護の経験はほとんどありませんでした。

まったく異なる環境で育った2人ですが、介護を通じて深い友情を築きました。

『最強のふたり』実話の出来事を時系列で解説

1993年:パラグライダー事故で四肢麻痺となる

フィリップさんは、フランスの名門貴族の家系に生まれた実業家でした。

仕事にも私生活にも恵まれ、活動的な人生を送っていましたが、1993年にパラグライダー事故に遭い、頸椎を損傷します。

この事故によって首から下が動かなくなり、四肢麻痺となりました。

それまで自由に生きてきたフィリップさんにとって、この事故は人生を一変させる出来事でした。

重度の障害を抱えたことで、24時間介護が必要な生活となり、精神的にも深い絶望に陥ったと言われています。

1994年頃:アブデル・セルーとの出会い

そんなフィリップさんのもとに現れたのが、アブデルさんでした。(映画ではドリス)

アブデルさんはアルジェリア出身の移民で、当時は定職に就いておらず、やんちゃな過去を持つ青年でした。

一般的な介護経験もなく、履歴書の内容も華やかなものではありませんでしたが、

フィリップさんは肩書きではなく人柄を見て採用したと言われています。

この出会いが、2人の人生を大きく変えていきました。

1994年〜1996年:常識にとらわれない介護が始まる

アブデルさんは、フィリップさんを障害者として特別扱いしませんでした。

遠慮なく冗談を言い、時には失礼とも思えるほど率直に接したことで、

フィリップさんは久しぶりに

「対等な人間関係を感じた」

といいます。

アブデルさんは、介護技術を少しずつ学びながら、日常生活を支える重要な存在になっていきました。

2人は一緒に音楽を楽しんだり、一緒に旅行に出かけ、時には一緒に危険な冒険までするようになります。

1996年5月:妻ベアトリスの死

フィリップさんの妻ベアトリスさんは、がんを患っていました。

1996年5月、ベアトリスさんは亡くなります。

最愛の妻の死は、フィリップさんにとって大きな喪失でした。

その悲しみの中で、アブデルさんは変わらずそばに寄り添い、精神的な支えとなりました。

ここが2人の友情がより深まった時期でもあります。

1994年〜2004年:10年間にわたる友情

アブデルさんは約10年間にわたってフィリップさんの介護を続けました。

この10年の間に、2人は介護者と雇い主という関係を超えた、かけがえのない友人となります。

フィリップさんはアブデルさんとともに

  • 再びパラグライダーに挑戦
  • 警察に止められた際に機転を利かせて切り抜ける

など、映画にも登場するようなエピソードを実際に体験しました。

立場も価値観もまったく異なる2人でしたが、互いを信頼し合うことで、強い絆を築いていきました。

2002年〜2003年:二人の友情が世間に知られる

2人の特別な関係は、フランスのテレビ番組で紹介されました。

その後、ドキュメンタリー作品も制作され、多くの人がこの実話に感銘を受けます。

このドキュメンタリーを見た映画監督たちが、後に『The Intouchables』(日本では『最強のふたり』)を制作することになります。

2004年:別れと新たな人生

2004年、フィリップさんはモロッコへの移住を決意しました。

その頃、アブデルさんには恋人ができており、将来を考える時期を迎えていました。

フィリップさんはアブデルさんの幸せを願い、自ら介護契約を終了します。

別れは寂しいものでしたが、それは友情が終わったことを意味するものではありませんでした。

2004年以降:それぞれの人生を歩む

フィリップさんはモロッコで再婚し、新たな家族を築きました。

アブデルさんも結婚し、子どもに恵まれ、後に養鶏場を経営する実業家として成功したと伝えられています。

互いに異なる道を歩みながらも、2人の友情は続きました。

2011年:映画『最強のふたり』公開

2人の実話をもとにしたフランス映画『最強のふたり』が公開され、世界的な大ヒットとなります。

この作品によって、2人の友情は世界中の人々に知られることになりました。

2022年6月2日:フィリップの死去

フィリップさんは、2022年6月2日にモロッコのマラケシュで72歳で亡くなりました。

彼の死を受けて、映画監督や俳優たちが追悼コメントを発表しています。

『最強のふたり』はどこまで実話か?

映画は実話をベースにしていますが、ドラマとして見やすくするためにいくつか変更されています。

項目実話映画
介護人の名前アブデル・ヤスミン・セルードリス
出身アルジェリア系セネガル系
介護期間約10年間数か月〜1年程度
妻の死介護開始後の1996年物語開始時点で既に他界
別れの理由フィリップ・ポゾ・ディ・ボルゴさんが将来を思って契約解除ドリスが家庭事情で辞職

『最強のふたり』の名場面は実話だった

映画には印象的なシーンがいくつもありますが、その中には実際に起きた出来事もあります。

たとえば、

  • パラグライダーへの再挑戦
  • 高級車で警察に止められ、発作を装って切り抜ける場面

といったエピソードは、実際の2人の体験をもとにしています。

現実の2人も、映画のようにユーモアにあふれた関係だったと言われています。

『最強のふたり』のフィリップとアブデルのその後

項目内容
居住地アルジェリア
職業養鶏場経営者
家族妻と3人の子ども
著書『You Changed My Life』

フィリップさんはすでに亡くなっていますが、
アブデルさんは現在50代になり、養鶏場の経営者として成功しています。

さらに、自分と同じような境遇の若者を雇い、社会復帰ができるように支援しています。

2人の友情はフィリップさんの死まで続いた

アブデルさんの介護の仕事は2000年代前半に終了しましたが、2人の交流はその後も続きました。

アブデルさんはたまにフィリップさんのいるモロッコを訪れ、
フィリップさんと再会していた
と言われています。

直接会えないときも、
電話で近況を語り合う関係だったそうです。

2人は単なる雇用関係でもなく、階級の差も超えた
本物の友情だったことがわかります。

まとめと人気の実話解説記事

  • 映画『最強のふたり』は実在する2人の友情をもとにした実話ベースの作品
  • モデルはフィリップ・ポゾ・ディ・ボルゴさんとアブデル・ヤスミン・セルーさん
  • 1993年の事故をきっかけに、約10年間にわたって友情を育んだ
  • 映画では介護人の出身や介護期間などに脚色がある
  • 高級車でのエピソードやパラグライダー再挑戦は実話に基づいている
  • 介護終了後も2人の友情は続き、フィリップ・ポゾ・ディ・ボルゴさんが亡くなるまで交流があった

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